インドネシア・現地社員の不正調査｜企業調査＝総合サイト

今回はインドネシア首都ジャカルタからご依頼いただきました。現地で不正行為を行う社員の調査です。内容は、「空出張」の疑いがあるということです。企業が関連したトラブルの中でも空出張はとても目立ちます。実態を探る為スタッフはインドネシア現地に向かいました。

空出張の現場を押さえること、実際に不正行為を行っているかどうかを調べるには、実際に現地でターゲットを対象の日に尾行することが手取り早いです。今回は予め依頼者様に調べておいてもらい、その日程に合わせて対象の動きを探りました。

予定日、ターゲットはジャカルタのスカルノハッタ空港に予定どおり到着。タイで打ち合わせを行う予定でした。しかし、向かった先は目的のバンコクでなく、チェンマイ。更にターゲットを尾行すると、対象はチェンマイの街で仲間と合流。カラオケやマッサージ、高級飲食店で経費を濫用し約3日間タイで遊びに遊んだ後、全ての飲食代を経費計上し、インドネシアに戻っていきました。

今回のターゲットの行動は全て調査報告書と動画に収め、依頼者様に提出しました。東南アジアはまだ上層部からの目が行き届きにくいため、日本よりも領収書の改ざんや経費濫用が行いやすい環境にあります。このような空出張のトラブルはこれまでもアジア各地から報告されており、調査も警戒を強めています。